置き換えダイエットは、普段の食事を低カロリーなダイエット食品に置き換えて痩せるダイエット法です。
食事を置き換えるだけのダイエット法ですが、人によっては普段より眠い、日中に眠くなるといった体調不良になる場合があります。
なぜ、置き換えダイエットで眠くなってしまうのか?
その原因と解決策を解説します。
置き換えダイエットで眠くなる原因と対策
今まで大丈夫だったのに、「ダイエットをはじめてから日中眠くなるようになった」、
「食事をとるとすぐに眠くなる」とに困っていませんでしょうか?
置き換えダイエットの場合、次のような原因で眠気が強くなっていると考えられます。
・低血糖 ・空腹時間が長い ・睡眠の質の低下
それぞれ見ていきましょう。
・低血糖
低血糖になると、からだはエネルギーの消費を抑えるために眠ろうとします。
置き換えダイエットをすると、お米やパンなどの炭水化物、糖質をとる量が減ります。
甘いダイエットシェイクやスムージー、プロテインを飲んでも人工甘味料による甘さのものが多いです。
人工甘味料は血糖値がほぼ上昇しませんので、ダイエット食品ばっかり食べていると低血糖になりがちです。
置き換えダイエットの基本は1日1食の置き換え。
残り2食は普通の食事を食べてトータルでカロリーカットできていれば置き換えは成功しています。
2食以上の置き換えは、対応したダイエット食品を使わないと低血糖だけでなく栄養不足になりやすいです。
短期間で結果を出すために、とにかく低カロリーな食品でのカロリーカットにこだわるのもいいですが、健康を損ねては意味がありません。
自分の体調と相談して置き換えダイエットをしてください。
・空腹時の食事
空腹時にたくさん炭水化物を食べると血糖値が急激に上がった後に下がって、眠気がやってきます。
置き換えダイエットは空腹がつきもの。
置き換えた食事は量としては少ないですし、慣れるまではお腹もすきやすいです。
その反動で、普通の食事をとるときは多く食べてしまいがち。
炭水化物が好きな人はまずお米から口にしてしまうことでしょう。
それでは、食後に眠くなってしまいます。
血糖値の急激な上昇を防ぐには、まず野菜からゆっくり食べるようにしましょう。
食物繊維を多く含む野菜が、糖の吸収をおだやかにしてくれますし、ゆっくり食べることで血糖値の上昇も抑えてくれますよ。
・睡眠の質の低下
ダイエット中はストレスで自律神経のバランスが乱れがち。
自律神経は、睡眠の質を左右します。
ぐっすり眠れていないので、日中眠くなったりするのです。
また、PC、スマホといったデジタルツールも睡眠を妨げます。
「夕食を置き換えて、空腹でなかなか眠れない・・・」
そんなときに、ついつい布団の中でスマホを見てはいませんか?
ブルーライトの強い光が入眠を妨げています。
対策は、自律神経を元に戻すために日光をよく浴びること。
身体を動かすことも効果的、有酸素運動がおすすめです。
空腹は慣れれば大丈夫になる方が多いですが、どうしても我慢できない場合は食事量を増やしてください。
栄養あるダイエット食品+低カロリー食品の組み合わせでお腹を満たしましょう。
低カロリー食品にはこんにゃく麺が量もあっておすすめです。
解決策!置き換えダイエットで眠くなるときの対処法
ダイエット食品に置き換えてから睡魔に負け続けるようであれば、次の対処法を試してみてください。
・血糖値の急激な上昇を防ぐ ・からだを動かしてストレス解消
・血糖値の急激な上昇を防ぐ
繰り返しになりますが、食事の一口目から炭水化物を食べると血糖値が急激に上がります。
まずは、野菜から食べるようにして下さい。
そして、お腹が空いているからと言って急いで食べない事が大事です。
または、それぞれの食事の間にあえて間食をしましょう。
ナッツを数個食べるとお腹も程よく満たされ、血糖値の変化も少なくなります。
・からだを動かしてストレス解消
ダイエット中はぜひ体を動かしてください。
ストレス解消効果だけでなく、消費カロリーも増えて減量効果も期待できます。
やるなら有酸素運動がおすすめ。
運動嫌いな人でも、10分の散歩からはじめましょう。
まとめ
置き換えダイエットで眠くなる原因と解決策を解説しました。
まとめ表がコチラ。
頭痛の原因 | 解決策 |
低血糖 | 1日1食の置き換えにとどめる。 低カロリーな間食も選択肢の一つ。 |
空腹時の食事 | 血糖値の急激な上昇を防ぐ。 野菜からゆっくり食べてください。 |
睡眠の質の低下 | ストレス解消。 有酸素運動がおすすめ。 |
ダイエット食品は薬ではありません。
あくまでも食品なので、体調不良になる前に原材料や栄養表示に気を付けましょう。
眠気で生活に支障がでるようであれば、無理に置き換えダイエットを続けることは絶対やめてくださいね。