置き換えダイエットが失敗した！原因と失敗しない方法を解説

置き換えダイエットは失敗しやすい？

置き換えダイエットは、普段の食事を低カロリーな置き換え食品に置き換えるダイエット法。
朝昼夜のうち、1食を置き換えるだけでできるという簡単さ、気軽さが魅力です。
消費カロリーを増やすことよりも摂取カロリーを抑えることを主体にした方法なので、筋トレやジム通いなどの激しい運動なしでもダイエット効果があります。

ただ、やり方を間違えると失敗しやすいダイエット法でもあります。
置き換えダイエットに挑戦しても結果を出せなかったり、途中で体調を崩したり、せっかく痩せられたのにリバウンドしてしまったり、とたくさんの失敗談がネット上でも書き込まれています。
せっかくダイエットするのだったら、失敗しない方法でやりたいですよね。

今回は、置き換えダイエットで失敗しない方法について解説します。
置き換えダイエットのよくある失敗、その失敗の原因、どうしたら失敗せず置き換えダイエットに成功できるのかを説明しています。
ぜひ、参考にしてみてください。

置き換えダイエットの失敗とその原因とは

置き換えダイエットのよくある３つの失敗パターンとその原因

置き換えダイエットは目標体重まで痩せられたら終わりではありません。
減量に成功したら、その体重をキープできるようになって初めて成功と言えます。
そんな置き換えダイエットの失敗は大きく分けて3パターンあります。

1つ目は、目標体重まで痩せる段階で挫折してしまって「続けられずにやめてしまった」パターン。
2つ目は、減量に成功したものの体重キープができなくて「置き換えをやめたらリバウンドしてしまった」パターン。
3つ目は、運動なしでも効果がある置き換えダイエットだからと言って「全く運動しなかった」ために失敗したパターンです。

順に解説しますね。

失敗その1．続けらずにやめてしまった

置き換えダイエットが失敗パターンの一つが続けられずにやめてしまうから。
置き換えダイエットがつらいと感じるようになると続けられなくなってしまいます。
そう感じるようになってしまう、よくある原因は次の6つです。

・置き換え食品がおいしくない
・空腹が我慢できない
・体調不良になった
・効果が感じられない
・停滞期が耐えられない
・1日1食以上置き換えている

置き換え食品がおいしくない

おいしくないものを食べ続けるのは苦痛です。
単純な原因ですが、味が合わなくてやめてしまう失敗談が多いです。

置き換え食品にはたくさん種類があり、その味も様々。
自分の続けられそうなものを選びましょう。
ダイエットシェイクやスムージーなどのドリンク系は、甘いものや甘酸っぱいものが多いです。
パンや雑炊などの食事系は、塩気のある普段の食事とほぼ同じ感じで置き換えができます。
食事としてのおいしさなら食事系が優れていますよ。

置き換え食品を選びの際は、商品情報や口コミをしっかりチェックして、「せっかく買ったけど、食べるのが嫌で捨てた」ということの無いようにしましょう。

空腹が我慢できない

最初は置き換え食品での食事に満足できないことが多いです。
単純に食事量が少なくなるので、満腹感を感じにくくなります。

空腹が我慢できないと、他のものを食べてしまったり、間食が増えたり、残りの2食でドカ食いしてしまったりで結果痩せられないといった失敗につながります。

置き換えダイエットの王道であるドリンク系は、食事系と比べるとお腹が空きやすいのが難点。
ただ、低カロリーという点ではドリンク系が優れているので、カロリーカットを優先するならドリンク系が有利です。

置き換えダイエットは続けないと効果はありません。

まずは続けられる範囲で少しでもローカロリーを目指していくことからはじめていくことが大切です。

置き換えに慣れないうちは、置き換え食品とサラダなどのプラス1品をして空腹対策をしていきましょう。

体調不良になった

置き換えダイエットをはじめると体調不良になる場合があります。
例えば、肌荒れ、下痢、便秘、疲労感、抜け毛の増加、免疫力の低下などの症状が出てしまいます。
その原因は、摂取カロリーの低下、栄養不足、ストレスなど様々です。

体調不良にならないようにするためには、栄養バランスの良い置き換えダイエット食品を使いましょう。
摂取カロリーの低下は置き換えダイエットなのでどうしようもないのですが、栄養不足による体調不良は防げます。
ストレスに関しては、無理な置き換えをしないことが第一です。
あまり短期間で痩せようとせずに、マイペースでダイエットを続けてください。

それでも、置き換えダイエットで体調不良が続くようならすっぱりやめた方がいいです。
健康ありきのダイエットですから。

効果が感じられない

置き換えダイエットをはじめても体重がいっこうに減らない方もいます。
基本的に、摂取カロリーが消費カロリーを下回っていれば体重が減るはずです。
でも効果が見られない。
その原因の多くが、間違ったやり方をしているからです。

例えば、次のような方には置き換えダイエットの効果はでにくいです。
・置き換えはしているけど、摂取カロリーがちゃんと減らせていない方
・体重が減らない停滞期があることを知らず、停滞期に入っていることに気付いていない方
・すでに食事制限系のダイエットを試していて、燃えにくい体になってしまっている方
・栄養不足で燃えない体になっている方
など

同じような失敗をしないようにするために、この後で紹介する「置き換えダイエットの正しいやり方と成功のコツ」を参考にしてください。

停滞期が耐えられない

置き換えダイエットをはじめると、カロリーカット効果で最初は順調に体重が減っていくと思います。
そして、突然体重が変わらない期間「停滞期」がやってきます。
個人差はありますが2週間から1ヶ月で停滞期は終了すると言われています。
この停滞期が耐えらずに置き換えダイエットをやめてしまって失敗というパターンがあります。

頑張って置き換えを続けているのに体重が減らないという状況はつらいですが、ダイエットを続けていると必ず停滞期はやってきます。
停滞期を乗り越えさえすれば、また体重が減る期間に入ります。
挫折感を感じる必要はないので、続けていきましょう。

1日1食以上置き換えている

置き換えダイエットの基本は1日１食の置き換えです。
短期間の結果を出したいのであれば、1日2食以上の置き換えをしたいところ。
2食置き換えれば摂取カロリーを大きく抑えることができますからね。
でも、それは失敗の原因です。

2食以上の置き換えは身体的、精神的に大きな負担をかけます。
摂取カロリーの急激な減少に体が対応しきれず、体調を崩しやすくなってしまうのです。
加えて、栄養バランスの悪い置き換え食品を使っていると栄養不足にもなるので、より体調不良になりやすくなるので注意が必要です。

また、短期間でのダイエットはリバウンドしやすいです。
どうしても短期間で痩せたいから2食以上の置き換えがしたい場合は、少なくとも2食置き換えも可能な栄養バランスの良い置き換え食品を利用してください。
そして、減量後の体重維持、健康管理をしっかりしてきましょう。

失敗その2．置き換えをやめたらリバウンドしてしまった

置き換えをやめたとたんに体重が戻った、リバウンドしてしまったという失敗談を多く聞きます。
その原因の多くは、置き換えをすぐにやめてしまったから。

なぜ、置き換えをすぐにやめるとリバウンドしてしまうでしょうか？
それは、体が低カロリーな食生活に慣れてしまっているからです。

もし、ダイエット前と同じ食事に戻してしまうと簡単にカロリーオーバーしてしまうのは想像がつきますよね。
痩せた体は以前よりも基礎代謝が落ちています。
そんなときにカロリーオーバーすると余ったエネルギーが脂肪に変わってしまい、リバウンドします。

また、短期間で痩せた場合は特にリバウンドの危険性が高いです。
短期間で痩せた場合は体が飢餓状態になっています。
飢餓状態ではエネルギーや栄養の吸収効率が上がっているので、カロリーオーバーですぐにリバウンドしてしまいます。

置き換えダイエットで減量に成功しても、リバウンドしてしまったら意味がありませんよね。
なので、目標体重まで痩せられたとしてもすぐに置き換えをやめるといったミスをしないようにしましょう。
リバウンドしないためには、ある程度の期間をかけて置き換えの回数を徐々に減らしていくことが必要になります。
徐々に体を慣らしながら、減量後の体重をキープできるようにしていきましょう。

置き換えダイエットのリバウンドについては別記事「置き換えダイエットのリバウンドする原因とリバウンドしない方法【成功のコツも解説】」でもっと詳しく解説していますので、よかったらこちらも参考にしてください。

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失敗その3．全く運動しなかった

運動なしでも効果があるというのが売りの置き換えダイエットですが、全く運動しないというのは失敗の原因です。

置き換えダイエットをすると摂取カロリーが減ります。
すると、エネルギー不足を補うために脂肪が使われていきます。
問題なのは、脂肪だけでなく筋肉もエネルギー源として分解されていくという点。
筋肉量が減ると基礎代謝が落ちてしまいます。
基礎代謝が落ちるということは、痩せにくい体になるということ。
なので、ダイエットの成功には筋肉量の維持が大切になります。

筋肉量を維持するためには、たんぱく質の摂取と運動が必須。
健康的に痩せるためにも、ぜひ運動を取り入れてください。

置き換えダイエットに失敗しない方法とは

ここまで、置き換えダイエットの失敗とその原因について解説してきました。
おさらいしてみましょう。

続けられないから、目標体重まで痩せられないで失敗。
いったん痩せても、リバウンドして失敗。
全く運動しないから、減量も体重キープもできずに失敗。
その原因の多くは、置き換えダイエットのやり方が間違っているからです。

では、どうすれば置き換えダイエットで失敗せずにすむのか？
次の項目で具体的なやり方を解説します。

置き換えダイエットの正しいやり方と成功のコツ

置き換えダイエットの正しいやり方の10ステップと成功のコツを紹介します。

この正しいやり方の10ステップと成功のコツを簡単に説明します。

まずは、置き換えダイエットが成功するまでの過程をイメージします。
どんな感じで減量できるのか、途中どんなつまづきポイントがあるのかを知っておくと成功率が上がります。

次に、実際に置き換えをはじめます。
このとき、低カロリーかつ栄養面に優れた置き換えダイエット食品を選んで使うのが成功のコツ。
低カロリーなだけの食品では栄養不足になりやすいので注意が必要です。

そして、定期的に体重をチェックして置き換えの効果を確認していきます。
このとき体調管理に気を付けて、マイペースで続けることが成功のコツ。
無理な置き換えを続けるのは失敗の原因です。
この段階で少しずつ運動習慣を身につけるようにすると、よりダイエットに成功しやすくなります。

また、途中やってくる停滞期対策とストレス解消のために、好きなものを食べていいチートデイをはさみながら置き換えを続けます。
ここでは、チートデイをしっかり活用するのが成功のコツです。

目標体重まで減量ができたら、すぐに置き換えをやめるとリバウンドしてしまいます。
なので、置き換えの回数を減らして、少しずつ普通の食事に戻してください。
徐々に戻すことで、リバウンドのリスクを減らせます。

最後に、体重キープができるようになれば置き換えダイエット成功です。
減量前と基礎代謝や筋肉量が変わっているので、前と同じ生活では体重の維持が難しいと思います。
カロリーコントロールをして、以前よりもアンダーカロリーな食生活を心がけましょう。
運動することも忘れずに。
運動はどのダイエット法でも大事な成功のコツです。

置き換えダイエットのやり方10ステップについてもっと詳しく知りたい方は、別記事「置き換えダイエットが成功するコツとリバウンドしないやり方」で解説しています。
参考にしてみてください。

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置き換えダイエットが失敗した！原因と失敗しない方法を解説のまとめ

本記事では、置き換えダイエット失敗の体験談とその原因、失敗しない方法をまとめました。

繰り返しになりますが、よくある失敗パターンは次の3つ。

そして、置き換えダイエットが失敗するのは正しいやり方を知らないからです。
その正しいやり方はこちら。

加えて、このやり方を成功させるためのコツこちら。

置き換えダイエットは間違った方法でやると失敗しやすいダイエット法です。
ぜひ正しいやり方を知って、あなたのダイエットを成功させてください。